【徹底解説】車中泊のポータブル電源の選び方【どの容量がいいのか?】

車中泊を開始して慣れてきたら欲しくなるのがポータブル電源ですよね。

電源があれば温かい電気毛布を使えたり、冷蔵庫を使えたり、ちょっとした料理ができたり。

車中泊でできることの幅が増えます。

そこで今回は

・車中泊でポータブル電源を使いたい人
・車中泊でどのポータブル電源を購入すればいいか迷っている人
・いつ購入すればいいのか迷っている人

そんな人に向けてポータブル電源の選び方について解説していきます。

実際に私がどうやって選んだかも解説しています。

私が選んだ商品はJackery ポータブル電源 400 です。

絶対押さえておきたいポイント

容量も大事ですが、まずは最低限確認しておかなくてはいけない項目があります。

それは

・正弦波かどうか
・定格出力と瞬間最大出力
・ポート数

正弦波かどうか

一般家庭で使用しているコンセントの波形が正弦波です。

なので正弦波の製品を選びましょう。一番安全です。

正弦波であるかどうか購入前に調べておきましょう。

ある程度有名なブランドのポータブル電源ならこの正弦波を使っているので問題ありません。

定格出力と瞬間最大出力

どのくらいの電力が使用できるかです。

後に詳しく解説しますが、ポータブル電源で使用できる家電は変わってきます。

使用したい電気製品のワット数を必ず確認しましょう!

ポート数

どのようなポートがあるか確認しましょう。

一般的にUSB、シガーソケット、AC電源があります。

製品によって数が異なりますので確認しておきましょう。

自分は同時にいくつのポートを使う予定があるか?確認しておきましょう。

 
チュー太郎
ここまで確認できたら次はポータブル電源の容量の選び方について説明していきます。

ポータブル電源の容量の選び方

一番重要な車中泊をするときにどのくらいの容量が必要なのか?を考えました。

容量を選ぶのに考える点は以下の通り。

1 車中泊でどんな電気製品を使いたいか考える
2 ポータブル電源がどのくらいの容量必要か考える
3 どのくらいの期間連続で車中泊するか考える

災害時や緊急時に対応したい!というのであれば容量が大きければ大きいほどよいです。

予算によっても購入するものは変わって来ます。

1,まずは車中泊でどんな電気製品を使いたいか考えましょう。

今持っているものでも、これから購入したいものでも良いのでざっくり考えましょう。

そこで注意するべき点はW(ワット)

ワット数の大きいものはポータブル電源では動きません。

電気製品に書いてあるので確認してみましょう。

例えばこちらの画像は電子ケトルのワット数です。

800W以上出せるポータブル電源でなければなりません。

より高いワット数を出せるポータブル電源はお値段も跳ね上がります!

 
チュー太郎
Amazonで「車中泊用」とつけて検索すれば少ないWの製品が出てきます。

2、ポータブル電源の容量を決めます。

ポータブル電源の容量の決め方は使いたい電化製品を何時間くらい使うか?で決まります。

ポータブル電源の使用できる時間の計算式はこちら

ポータブル電源容量(Wh)× 0.8÷ 使う電気製品の消費電力(W)= 使える時間(h)

参考: https://sotobira.com/_ct/17378451/p2

 
チュー太郎
難しそうなのでいくつか例をあげます。

例① 小型冷蔵庫を使いたい場合

こちらの冷蔵庫は40W 

400Whのポータブル電源を使えば、

400Wh × 0.8 ÷ 保冷40W = 8

約8時間使用できる。

これが700Whのポータブル電源なら

700Wh × 0.8 ÷ 保冷40W = 14

約14時間使用できる。

例② もう一つ車中泊で活躍しそうな電気毛布

消費電力量(1時間あたり):(強)約31Wh、(中)約18Wh、(弱)約3Wh

電力(中)で使用した場合。

400Wh × 0.8 ÷ 18W = 17.77

約17時間利用可能。

寝るのが7時間くらいとしたら充電残量約50%以上あれば朝起きるまで使用可能ということになる。

冷蔵庫を使用するなら700Wh以上必要
電気毛布なら400Whで一日使える

ことが判明

もちろんポータブル電源を冷蔵庫だけにつかうのでは無いでしょう。

スマホ充電したり、パソコン充電したり。

 
チュー太郎
予算と容量を考えて選びましょう。

3、どのくらいの期間連続で車中泊するか考え

一泊のときは上記の計算でわかりやすいですが、連泊になると単純ではありません。

バッテリーを使用するときもあれば充電するときもあります。

どのように充電していくか考える必要があります。

・車のシガーソケットからとる
・ソーラーパネルか取る

主に充電方法はこの2つでしょう。

一日でポータブル電源を満タンにできるのか?も考える必要があります。

ジャクリの公式HPでは

ソーラーで約7.5時間、シガーソケットで約10時間で充電が満タン。

と記載されています。

車で5時間移動して、ソーラーパネルで4時間充電させたら満充電になります。

この辺も踏まえて連泊が多い人には大きめのポータブル電源を購入しましょう。

参考:私が選んだポータブル電源

私の場合、車中泊で使いたい家電は

電気毛布 18W
パソコン充電 30W
タケルくん 120W
ちょこっと家電 260W

・1泊〜2泊くらいまでが多い

・下道での移動がほとんどなので長時間運転する

・ソーラーパネルも取り付けてみたい

なので容量は400Wh〜500Whがあれば問題無い。

余裕をもたせたい人はひとつ上の600Wh以上があれば安心できます。

そこで候補に上げたのは以下の3種類

・ジャックリ
・Anker POWER HOUSEⅡ 400
・PowerArQ3
こちらの3機種を比較した表がこちら
  ジャクリ400

Anker PowerHouse II 400 

PowerArQ 3

価格 44,800 39,800 79,800
バッテリー容量 400Wh 389Wh 555Wh
定格出力 200W 瞬間最大400W 300W (瞬間最大 600W) 500W 瞬間最大1000W
ポート数

USB × 2
シガーソケット12V × 1
AC100V × 1

USB-A × 3
USB-C × 1
シガーソケット12V × 1
AC100V × 1

USB-A × 4
USB-C × 1
シガーソケット12V × 1
AC100V × 2

使用可能温度 -10℃〜40℃ 0℃〜40℃ -10℃~40℃
重さ 4.1kg 4.6kg 7.9kg

出力に関して言えばどれも問題無いが、気になるのは使用可能温度。

Ankerの使用温度0℃までというのは少し気になる。

真冬でも車中泊をしたいのでマイナス10℃まで耐えれたほうが良い。

総合的に考えて私はジャクリ400がいいと決断!

ポータブル電源の購入時期はセール時

購入品が決まったらあとはいつ購入するか?

ジャクリーは公式サイトで季節に合わせてセールをやっている。

夏にはサマーセールで最大25%OFF
秋には防災の日に合わせてセールを行っていた。

なのでセールのときに公式サイトで購入するのが良さそう。

>>公式サイトはこちら

セール情報の確認はTwitterがオススメ。

アンカー製品はAmazonのセールに合わせて安くなっている

1 Amazonプライムデー (毎年6月ごろ)
2 Amazonブラックフライデー (毎年11月ごろ)
3 年末年始のセール 

がある

急いで必要無い人はこれらのセールを待って購入するのがいいでしょう。

この期間にジャクリの製品も値下げする可能性もあるので時期が近かったら待ちましょう。

ポータブル電源の選び方まとめ

・正弦波かどうか確認
・自分が使いたい電化製品が使えるか確認
・容量を決めてセール期間で購入する。

いかがだったでしょうか。

ポータブル電源は高額の商品なのでよく調べてから購入したいものです。

自分に合ったポータブル電源を選んで快適な車中泊を楽しみましょう!