近年車中泊が人気です。車中泊の旅は格安に旅行ができ、予約などしないで気ままに旅ができるのが魅力です。
軽自動車でも車中泊はできるのか?
車で寝ると言ったら大きなキャンピングカーを想像するかと思いますが、最近では軽自動車でもフルフラットになり、車中泊可能です。しかし、車中泊の快適性はどれだけ凹凸無く、フルフラットにできるかが重要です。小さすぎる車をだったり、フルフラットにならない車であったり軽自動車にも様々あります。
軽自動車で車中泊するメリット
安い
軽自動車の一番のメリットは維持費が安いことでしょう。
税金、保険料、高速代等安くなるところはたくさんあります。
都会に住んでいると駐車場代もありますので維持費はなるべく安いほうがいいですよね!高速道路を頻繁に乗る!家族で車に乗るので毎回4人乗車する!という人以外は軽自動車で問題ないと思います。
小回りがきく
日本の道は狭すぎる! 都会を運転している良く思うことです。
狭すぎるから軽自動車という小さい車ができたのではないか?と思うくらい。なので軽自動車の方が都合がいいです。駐車場に関しても「軽自動車専用」という小さい駐車場もあります。
軽自動車で車中泊するデメリット
狭い
「軽自動車でも大人二人で車中泊できます!」みたいなことを書いているところもありますが、かなり狭いと思います。
一泊だけだったり、荷物が非常に少ない場合良いと思いますが、あまり快適にはすごせないでしょう。快適に車中泊できるのは一人が限界でしょう。
パワー不足
車中泊する時は色々荷物を持っていくでしょう。しかし荷物が多すぎると軽自動車のパワーでは坂道の上りがきつくなったり、加速がしにくかったりと不満が出てきてしまいます。もちろん車種によってパワーは違いますので一概には言えません。ターボが付いていない車はパワーが低くなりがちなので心配な人はターボ車を購入しましょう。
軽自動車で車中泊するのはどんな人におすすめ?
一人で旅をする人
家族で!友達と!車中泊を楽しみたい人には向かない車です。しかし一人で旅をするのが好きな人にはおすすめできる車種です。
軽自動車のフルフラットのやり方
車種によって違いがありますが、基本的には全ての座椅子を折りたたみ、その上にマットなどを敷いてフルフラットにします。
人にもよりますが、フルフラットでないところで寝ると体が痛くなります。
私はジムニーで車中泊できないかと考え、色々やってみたことを記事にしているので参考にどうぞ。
格安で泊まることができるのが車中泊 RVパークで泊まるにしても、道の駅で寝るにしても格安です。 (道の駅での車中泊は禁止されている場所もあります。事前に確認してから行くことをおすすめします。) キャンプ場でも雨が降ってい[…]
軽自動車でフルフラットになる車種をご紹介
フルフラットになり、車中泊を検討しているのなら経バンが一番良いでしょう。軽バンは荷物をたくさん運ぶために作られており、荷室が他の軽自動車に比べて大きいです。助手席を倒すこと無く後部座席をフルフラットにすることが可能です。現在では下記の3車種があります。
Nバン
いいところ
フルフラット
助手席を含めてフルフラットにすることができます。また二列目の片方の座席だけ折りたたむことができますので自由自在に車中泊のセッティングをすることができます。
外部電源入力キット
37,400円で外部電源が装着可能です。装着すればキャンプ場やRVパークで電源が使用可能で電気が使える快適装備が装着できます。
安全性能が高い
Nバンは標準で10の安全性の高い先進機能があります。軽自動車のバンタイプでこの機能は珍しいので運転に自身がない人は良いでしょう。
悪いところ
値段が高い
紹介する3車種のなかで一番値段が高いです。その分性能や利便性が高いので完全に悪いこととは言えませんが、不必要な装備がついている人には高いと思うのでその他の選択肢になってくるでしょう。
エブリィ
いいところ
一番荷室が広い
助手席を折りたたまなくても荷室だけで寝ることができるスペースが確保できます。
オーバーヘッドコンソール
荷物入れる空間があるのは便利
窓を開けるのが手動
パワーウインドウだとキーを刺さないと窓を開けることはできません。しかし手動だといつでも窓を開けることができるので車中泊する人にとってはメリットです。
悪いところ
・他の人とかぶりやすい
スズキのエブリイは他のメーカーからも同じ形をして発売サれています。例えば日産にはNV100クリッパー、マツダにはスクラムバン、三菱にはミニキャブバンがあります。
同じ形なのでまちなかにはたくさん同じ車が走っています(エンブレムは違います。)
ハイゼットカーゴ
ダイハツの商用車のハイゼットカーゴ
いいところ
・荷室が広い
エブリイと同様に荷室の広さが広く、荷室だけで1950mmもあり十分寝ることが可能です。
・価格が安い
一番値段の安いグレードで865,000円(税抜)と3車種のなかで一番安いです。この価格で新車を購入できるのが商用車の魅力の一つです。
・使い勝手が良いユースフルナットが多数
車内の至るところにつけることができる穴があります。フック、バーなど様々な位置に取り付ける事ができます。
悪いところ
・パーツの種類が多くない
エブリイのようにたくさんのOEM車があるわけではないのでパーツの種類がそこまで多くありません。
しかし、情報がネットの世界落ちていますのでDIYして自分だけのパーツを作るのも良いでしょう。
まとめ
軽自動車でフルフラットになり、車中泊しやすい車を紹介していきました。これから購入しようとしている方には上記から選んでもらったら快適な車中泊ができるでしょう。
しかし、キャンプと一緒で不便をどのように改善して快適にできるかを自分で考え、作っていくのもまた楽しみなのでそれもよいで しょう。